今回は、熱中症対策を行いながらも熱中症患者が出てしまった場合の応急処置の対処法について記載したいと思います。😊
その前に⚠️熱中症対策⚠️【予防編】については下記リンク🔗より先に見て頂けると幸いです。
さて、熱中症本番の季節となってきました。時期としては、6月中旬から9月中は考えられるのでサバゲー中に熱中症患者が発生した場合は応用編として記憶の片隅に置いていただければ幸いです。😃
①、意識があるかの確認を行う。
意識があるかの確認を行います。
意識の確認方法としては下記の方法を取りましょう。
①、名前を呼びかける。
(知り合いの場合や、知り合いの方がいれば確認して行う。)この際、肩を叩くなどして反応をみる。
②、呼吸がしているかの確認を行う。
③、脈の確認を行う。
(基本は手首にて行う。不可能の場合は首筋、膝裏、足首にて行う。)
④、痛み刺激にて反応を見る。
(手首をつねってみて反応をするか?)
〔人体反応方法として、①顔をしかめる。②払いのける。③声をだす。④無反応等があります。〕
【意識反応がない場合】
⑤、別の人が救急搬送の手配を行う。(119番通報)
〔※その際、①〜④の結果を消防の電話先の方に伝える。救急隊員の判断材料になります。〕
①〜④を行い反応が無い場合は、心肺蘇生法を行う。あわせて、AEDの所在を確認する。
(※AEDの配置場所としては、コンビニ、駅、自販機にある場合があります。)
〔※この際、医療従事者の方がいるか確認を行う。〕
②、意識があった場合の対応
①、歩けるかどうか❔
(補助して歩けるか、歩けないか。※補助としては肩を貸して歩けるなら日陰に避難する。)
②、歩けない場合は、担架及び、応急担架にて日陰に搬送する。また、その際、動かしても支障がないかもあわせて確認する。
応急担架の作り方には下記をご参考にしていただけると幸いです。※搬送時は四人が好ましいかと思います。
③、処置方法
①、体温を冷やす処置
氷嚢(氷を入れた袋等)で腋窩(えきか)【脇下部分のこと】膝窩部(しっかぶ)【膝裏部分のこと】を冷やすと動脈静脈が集中する部分ですので効果的に冷やす事が可能です。
また、肘や膝まで体温放出がより効率よくする為、長袖、長ズボンをまくり上げる。
なお、霧吹き等で腕や足首に霧状の水分を噴射するとなお良いかと思います。(気化冷却)
さらに、うちわ等であおぐ事で体温の調整を行う事ができるかと思います。
②、水分補給
スポーツドリンクでの水分補給を行います。適宜飲んでもらいますが、本人の意思を尊重する事が大切です。
なお、初期の熱中症患者の場合、水分を求めてガブ飲みしようとしますが、禁忌です。人体上一度に補充できる水分量を限られてます。
※飲み過ぎは嘔吐の原因になるので注意が必要です。
③、十分な経過観察
日陰で尚且、風通しの良い所で救急車を待つ間に上記内容をできるだけ行った上で経過観察を行います。
その場合は、回復体位にして経過観察を行います。
経過観察方法としては、①意識、②呼吸、③脈拍、④体温、⑤顔色、等の観察を行いましょう。
回復体位の詳しい内容は下記よりご確認いただきましたら幸いです。
以上になります。サバゲーをやる上でいつなるかわからない熱中症。⚠️熱中症対策⚠️【実践編】になります。
大切なサバゲー仲間を守る上での参考になればと思い記事にさせて頂きました。
今回はつまらない記事となりましたが最後まで読んで頂きありがとうございます🤩
1914年8月11日、第一次世界大戦においてフランスがオーストリア・ハンガリー帝国に宣戦布告。
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